夫婦の不和   2003/10/26(Sun)

夫婦の不和の背景には、ほとんどの場合に「対話の不足」があります。この場合の「対話」は「夫と妻としての対話」、もっとストレートにいえば「女と男としての対話」です。
互いの呼称が「お母さんorママ」「お父さんorパパ」。互いに役割の上でのかかわりに逃げている。そこでは男女として受け入れ合い許し合う関係が成り立ちにくくなってしまいます。
夫婦は、本来がストレスフルな関係であり、軋轢が絶えない関係です。そんなシビアな関係を持続し潤わせてゆくために不可欠なのが心と体と双方によるセクシャルな触れ合いだとみておくことも大切でしょう。
夫婦の不和は間違いなく子どもの心理に悪影響を及ぼし、子どもの心を傷つけます。子どもに何らかの問題が生じているときには、本来の意味での夫婦関係が成り立っていないのが通例です。
夫婦関係を培い直すのは容易ではない場合がほとんどです。こういう問題においてこそ、皆さんはもっと気軽に心理カウンセリングを利用してみてください。必ずしも二人でカウンセリングを受ける必要はありません。どちらか一方がカウンセリングを受けるだけでも、関係は大きく動き始めます。



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