働かない。勉強もしてない。社会参加しようとしない。 高校卒業年齢以上の若者たちに、そんな「怠け者」がたくさんいます。 不登校・引きこもりの延長にある「状態」とみてもよいでしょう。 年齢が若いなら、親・家族による適切な対応によって離脱に導くことができます。 けれど指示や命令やアドバイスや強制で「まともにさせよう」としても、ほぼ必ず失敗します。一時的には成功したようにみえても、いつしか元の木阿弥、いやさらに悪い状態におちいってしまう危険もあります。 昨今では「ニートのための自立支援施設」も数多く活動しています。そうした施設を上手に使うなら、ニートからの離脱の可能性は高くなるかもしれません。しかし、親・家族の側の適切な対応による「心の土台」の改善がないままでは、どんな支援施設を利用しても効果はありません。 わが子がニートであるなら、ぜひとも心理カウンセリングを受けましょう。子どもにカウンセリングを受けさせるよりも、親が受けたほうが有効でありがちです。 ニートである本人も、気持ちが向くのであればカウンセリングを受けたほうがよいでしょう。しかs親や家族が、ニート状態の子どもにカウンセリングを強要するのは避けたほうが得です。 ニートについては、ハートピット所長・山崎雅保のブログ『ニートどうする?』http://plaza.rakuten.co.jp/neetdousuruも参考にしてください。
|