広く知られるようになったとおり、うつ及びうつ傾向の人にいってはならない言葉の代表は「頑張って」です。頑張ろうとしてるのに頑張れない自分。その自責感はさらにうつの状態を悪化させ、最悪の場合、自殺の危険を高めてしまいます。 うつ傾向ならともかく、うつ病となると家庭での療養だけでは回復が難しいと思ったほうがよいでしょう。心療内科または精神科を受診して、薬を処方してもらいながら、心理カウンセリングを継続するのが最善と思われます。 最近では、とてもよい薬が使われるようになっています。 なお、男性の更年期障害は、しばしばうつ病と誤診・誤解されがちです。医学的な対応もまったく異なりますので、更年期の男性にうつ的な状態がみられる場合には、男性更年期に理解のある医師の診察を受けるようにしたいものです。
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