文・山口成子
菅幼稚園にて座談会 川崎市多摩区菅幼稚園にてお母さま方と座談会が設けられました。 この日は特にテーマを設けられてはおりませんでしたので、お母さまお一人づつのお話を丁寧に伺い、そのお話に添った内容でお話をさせていただきました。 また、そののち、個別にお話もうかがいましたがので、内容の濃い2時間となりました。 |
NHK文化センター東陽町教室 講師 山崎雅保 10月より NHKカルチャーセンターにて、月2回のカウンセリング講座が開催されております。 タイトルは、家庭における「心理カウンセリング入門」で、3月までの全13回講座となっております。 夫婦、子どもというところを中心に、ロールプレイ、ストレス解消法、カウンセリング実習などのカリキュムが興味深く、楽しく組まれています。 12月13日には体験講座が行われ、大勢の皆さまに参加いただきましたが、途中入会も可能となっております。参加者からは「とても楽しい」「受講して良かった」などの感想を戴いておりますので、どうぞふるってご参加ください。 |
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2002.10.25 生協コープフレンズ主催講演会 講師 山崎雅保 テーマ:家庭における上手な心理学 長野県小谷村にて「小谷子どものふるさと研究会」の皆さまの働きかけにより、生協コープフレンズ主催の講演会が行われました。 子供たちの自立、というところに焦点があてられ、両親、わけても母親の心もちが子どもにどのような影響を与えるのか、ということが、分かりやすくていねいに、そして楽しさと温かさをもって語られました。 この日、多数のお母さま方に参加していただきましたが、中に、耳の不自由な方もいらっしゃり、ボランティアのお母さまの協力により、話を文字に転換して伝えるという作業を行っていただき、そのお母さまにも聞いていただくことができました。「子育てについて、不安がなくなり、気持ちが落ち着いた」と、喜んでいただきました。 お母さまがたからは、質問も活発に出され「目からウロコが落ちました」という感想も多く、充実した二時間となりました |
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逗子小学校講演会 講師 山崎雅保 テーマ:不登校・男の子の育て方 神奈川県逗子市逗子小学校 PTAの主催により、講演会が執り行われました。 一体どうして不登校の状態になるのか、また、女性である母親にとって、異性であるところの男の子はどのように育てたらよいのか、という話題を中心にした講演会でした。 大変分かりやすく、しかもお母さま方ご自身が「癒される気持ちになる」という評価をいただき、質疑応答も活発に行われ、母親自身のストレスや、兄弟ゲンカなどの対処法など、具体的にどのようにしたらいいか、というアドバイスもある、充実した内容となりました。 |
NHK文化センター町田にて 講師 山崎雅保 テーマ:ストレス解消法 参加者一人一人の悩みや、日常のなかでストレスに感じていることなどを話題にしながら、どうしたら、たまりがちなストレスを簡単に解消できるかについて、様々な角度から話し合いました。 また、呼吸法を入り口として身体(心)をリラックスに導き、すっきりと落ち着かせることのできる、ブリーフリラクセーション (自律訓練法の一種)を実際に行ってみました。 |
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白馬新聞に白馬・小谷、子育てを語る会が大きく掲載されました 8月22日白馬、23日小谷にて開催されたものです。 白馬新聞の記者の丸山氏が「子育てを語る会」での山崎の言葉、心持ち、そして会に参加なさるお母さまがたの子を想う気持ちに大変感じて下さり、大きく紙面を割き書いて下さったものです。 (2002年9月27日発行 1414号) |
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2002.8.24 グループセッションが催されました 若者中心のグループセッションですが、この日もまた、それぞれの心の中の“思い”が語られました。 ☆“頑張る”“頑張れ”という言葉が頻繁に使われがちな昨今ですが、山崎先生からは“頑張る”という言葉が始終使われ始めたのは、ごく最近のことであり、昭和以前はさほどこのこの言葉は横行していなかったと、話がありました。 文字の意味を考えてみても“頑なに張る”のが頑張るの意味であり、たとえ頑張るということが必要であっても、それはほんの僅かな期間、頑張れるだけのことであり、長期に渡ればどこか心身の様子に不調を兆すのは当然のことのようであります。 ★心地よく暮らしたい、ということは誰もが望むことですが、親との関係の故にそうできない子供の立場の人にとっての、“一人暮らし”というところでは「家族といるのがいや、家にいることが我慢になる」「ここは私の居場所ではない」という気持ちが語られました。しかし、反面「自分にとって辛い親でも一人暮らしは淋しい、恋しい気持ちもあるけれど、帰れない」など、その思いは複雑です。 事実上は一人暮らしをしていたある男性も「現実には一人のはずが、その時、自分の心の中にはべったりくっついている、自分を見張る母親が常に一緒にいた」という感想を抱いていました。子どもを苦しめ続ける親、変わってはくれない親、というところでは、親を捨てる、というところに話しが及んでいきます。それは現実に親を捨て去るということではなく、自分と母親は違う人間であるということを、何度も確認する作業により、自分が何を感じ、どうしたいのか、を感じとる、自分が自分として生きていくための一つの手だてということのようでした。「親は捨てるんじゃなくてしまい込む。また出してしまい込む」と語ってくれた別の若者もいました。 ☆いじめ、をきっかけとし、自分の感情がつぶれてしまったと感じているある若者は、心が身体の中心にあると感じ、その心がつぶれて感情が湧いてこないので、頭も機能せず、運動も本気に慣れないと、語ってくれました。親に自分を理解してもらっている感じはない、ということでしたが、親に自分の気持ちをぶつけるときに、心地がよく、つぶれているはずの感情がわいてくるという実感があるようです。 |
千葉県誉田公民館にて山崎雅保の講演会開催 「家族のカウンセラーとしての母親」というテーマで、誉田町公民館にてハートピット・山崎雅保の講演会が行われました。 本来母親はカウンセラーであり、カウンセラーである山崎はクライアントのお母さん役をやるというところから話は始まり、親は大海の港である、というところまで、さまざまに具体的な例をあげ、笑ったり、時にはほろりと涙が出たりの、密度の濃い2時間以上に及ぶ講演となりました。 また、お母さま方からは質問も活発にだされ、講演会後の個人相談にも多くの方に残っていただけました。 誉田町のお母さま方の子育てに対する熱意の大きさを感じさせていただいた講演会となりました。 また、当日は大型台風による風雨で、出足が心配されましたが、大勢のお母さま方の参加となり、山崎を始め、ピット一同感謝の講演会となりました。 |
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![]() 美しい白馬の6月、いつも爽やかな笑顔で迎えて下さる園長先生のあつみさんを始め生き生きとした保育園の先生方とともに今年、三年目に入った座談会形式の子育てについて山崎先生を囲み、子育てを話し合う会が開かれました。今回のテーマは《楽で有効な子育て》です。 ★年齢がひとまわり離れている兄妹の、年上の子どもから年下の子どもへの圧力があり、母親としては下の子どもをかばって上の子どもに説教をしてしまうが・・・。 「兄弟は他人の始まり」といわれますが、基本的に、親子の利害は一致し、兄弟は利害が対立する関係で、どちらも母親により愛されたい気持ちがあるようです。この場合、なにかというと年下の子が大事にされていると兄は感じて、妹を憂さばらしの対象としているようです。兄から妹への圧力が加わるたびにお母さんが駆けつけ、下の子ばかりをかばうことが続けば悪循環になっていってしまいます。 基本的に兄弟げんかには介入しない、年上の子どもの気持ちが満たされるように「よくいってくれたわね」「気づかってくれたのね」などと声をかけたり、日常の生活の中で、年上の子の気持ちに寄り添い、可愛がっていく。上の子が満たされれば満たされるほど、下の子どもを可愛がるようになります。★言葉の遅れが心配。仕事が忙しく、ビデオや、テレビを見せすぎたというお母さん自身の反省もありました。 年齢が四歳、とりもどせるということです。コミニケーションはやりとりが大切。テレビやビデオの家庭への普及率に伴って言葉の発達の遅れ、自閉症傾向のある子どもの率が高くなっています。幼児期に手間をかけ、その子の気質や能力を疑わず、丁寧に、決して叱らずに、繰り返しやりとりすることが大切なことです。 他にもたくさんの話題がありました。例えば子どもの心はお母さんの心の増幅装置であることや、お母さん自身が安心すること、自分を信じること。親の愛と子どもの愛はどちらがより深いか、などの興味深い面白い話もでました。 あるお母さんは、毎日の入浴の前に、お父さんも交えて家族でくすぐりっこをして大笑いで声をだし、ストレスを発散する、という話をして下さり、とっても賢く、楽しいストレスの解消法と、感心いたしました。 |
![]() 川崎市多摩区のさくら幼稚園にて、当、ハートピットの責任者・山崎雅保先生を囲んで、さくら幼稚園・親の会のお母さまがたと子育てについて、座談会形式で話す会がもたれました。 さくら幼稚園は木造・平屋の建物で、住宅地の窪地のようなところにあり、入り口は木々の緑に包まれたトンネルのような階段になっています。階段を降りていくとそこには、懐かしくなるような子どもの故郷を思わせる、温かなゆったりとした世界が広がっていました。 ★2時間にわたる話しの中ではお母さん方から、子どもに“がまん”を覚えさせるには?、ポイントでは“叩いてしつけている”のだが?などの質問がでました。 山崎先生からは、“がまん”ができるというのは結果的なものにしかすぎず、常日頃がまんさせないで許して愛されていると、ポイントで“がまん”できる子どもになる、ということが話されました。 例えば学級崩壊は、クラスに著しく秩序を乱す子どもが二人以上いると、なるといわれていますが、家で行儀良く、学校で“がまん”しているので、爆発してしまっているいる状態なのだそうです。 ★“叩いて”しつけていたというお母さんの話では、ポイントでは叩いてしつけをしていて、入園前まではちゃんとした子どもであったが、登園するようになってからはどうも家でストレス発散をするようになった。兄弟のいる家庭の子どもでは、年齢の下の子に上の子が手をあげてしまうという内容でした。 山崎先生からは“叩かれて”育った子は“叩く”ようになること、その最初の段階として、弟や妹を“叩く”、手で“叩く”、思春期以降はバットや言葉で“叩く”ようになるという話がありました。“叩く”ということが、悪いこと、というわけではないけれど、もともと人間というものは攻撃的な動物であり“叩く”ことで興奮してまた“叩く”ということがありがちで、結果として虐待になり、それを認識できないでいるということもままあるのだそうです。 話は尽きず、子どもにたくさんものを買い与えることはどうなのだろうか、というところでは、甘えさせ、と、甘やかしの違い、他に、かたずけ、兄弟げんか、親のストレス解消法の実際、などなど、内容の濃い話が続きました。 「お母さまがたの感想としては、実に解りやすく、楽しかった、これからは子どもへの接し方を変えてみようと思うので、2ヶ月後、3ヶ月後が楽しみです」 と、いう内容のもの、「優しい気持ちになれた。これから帰って、夫や子どもに優しくしたくなった」と、言って下さるものまで、とてもよい評判をいただきました。 若くはつらつとしたお母さまがたとの、豊かな2時間を持てましたことを、心より感謝いたします。 |