つかもと定男

「赤いランドセル」
2018年12月7日発売

覚えていますかあの時のこと
胸を膨らませ瞳を輝かせ
ランドセル背負い
喜びはしゃぎ 鞄の中には
いっぱいの夢 大きく育った
我が子を見つめ 一緒に通った
さくら並木道

この歌詞は、昭和51年の春に実際にあった交通事故で亡くなった小学生のお話です。 
私は憧れていた警察官となり、警察学校を卒業後赴任した勤務地で、初めて現場臨場したのが、この交通事故現場でした。 
現場には、車に撥ねられた少女が背にしょっていた「赤いランドセル」が落ちていました。 このランドセルの少女は、懸命の治療の甲斐も無く幼い命を奪われてしまいました。 潰れたランドセルの横側には、入学時お婆ちゃんが付けてあげていた「お守り」と聞いた 時、私は言葉を失いました。
家族愛に包まれたこのランドセルの鞄の中には、亡くなった少女の幾つもの夢が詰まっていたのだろうかと・・・。 
車社会の今、私たちドライバーは車を運転するとき、慌てずに落ち着いてハンドルを握り、 安全運転をしなくてはなりません。
車を操作し動かすのは、我々人間ですから。 過ちは誰にでも起こりうることですが、飲酒運転、スピード違反、無免許運転等は勿論のこと、わき見運転やシートベルト着想義務違反等の軽微な違反についても過ちではなく故意に犯した犯罪なのです。
ちょっとしたことであっても、それが原因で大事故になることがあるのです。 私は死亡交通事故を起こし破滅崩壊した家族も見てきました。 
交通事故は、してもされてもある意味双方共に被害者になると思います。
私は警察官を退職した今、この少女のことが忘れられず、数多くのドライバーの皆様にこの「赤いランドセル」の歌をお聴き頂き、若くしてこの世を去った少女の思いやご家族の思いを感じ取っていただき、交通安全運転に努めて頂ければと願っています。

momotaro

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