松本悦子「無ほのぼの@タウン〕より」 07.08.20


白馬子育て支援ルームにて「勉強好きになる育て方」をテーマに『山崎先生と語る会』が開催されました。会にも毎回のように参加して下さる松本悦子さんが、読売新聞の「ほのぼの@タウン」にこの会のことを記事にして下さいました。松本悦子さんはこの春から「ほのぼの@タウン」の記者として活躍中です。

記事は読売新聞 07.8.31付け 地域のページです。


子育て悩み相談会−〔ほのぼの@タウン〕より−

【白馬村】川崎市の心のクリニック「ハートピット」所長山崎雅保氏との座談会が、子育て支援ルームで開かれた。座談会は2000年から続き、8年間で約30回開かれた。ボランティアによる託児があるので、よちよち歩きの子どもを連れたお母さんたちも安心して集まれる。

 この日のテーマは「勉強好きにする子育て」。
お母さんたちは赤ちゃんをあやしながら、カウンセラー歴20年の山崎先生の話に耳を傾けた。
「ゲームやビデオはやめ、手間をかけて子どもと遊ぶのが大事」という話にうなずく人や、耳の痛そうな顔をする人も。

 「子どもを横に置き料理をしながら、『ジャガイモはなんで煮ると軟らかくなるの』って言うんです。そして、子どものハードルを低くしてできたことを褒める。それが勉強好きにする子育て」という話に、皆がひきこまれる。

 「子どもが中毒のようにゲームばかりしている、どうしたらいいか」という質問に、山崎先生は「ゲームの全面禁止を。できない時は『お母さんの前ではやらないで』と言い、子どもと体を使ってかかわる、遊ぶ」と助言。

 また、子育ての悩みを話すお母さんには、「子どもを褒めること。何を一番褒めるかといえば生きていること。生きて息をしていることです」と訴えた。お母さんたちからは、「先生の話は素直に聞けて受け入れられる」と好評だった。

(松本悦子)

読売新聞長野版2007年8月31日付けより転載