小学校高学年くらいから「親に逆らう」ようになる。これはあってしかるべき、なくてはこまる重要な発達段階です。反抗期はあってくれないと心配です。
手に負えない。何かというとふて腐れる。無視する。言葉を荒げる。
思春期にそのような状態が頻繁になったら、親としてこれまでよりも距離をとったほうがよいのだと認識しましょう。子どもではなくなりつつあるのです。子どもはかなりの背伸びをしながら、親と対等な一個の人格として立ち上がろうともがいているのです。
ほほ笑ましい。思春期らしい反抗を目にすると、私は本当にそう思います。かわいくてなりません。
これまでは「お母さん」とか「ママ」とか甘えてくれていたのに、手の平を返すかのように不機嫌になり「ババア」だとか「オバサン」だとかいいかねない。ときには「クソババア」とまでいいかねない。それも健全です。
思春期の反抗。どのように対応したらよいのかコツを知りたかったら、一度でもいいからカウンセリングを受けてみてください。思春期の心のメカニズムが分れば、な〜んだ、と安心できます。
思春期であるにもかかわらず反抗らしい反抗がみられないとしたら、むしろ心配。そんな場合のほうが綿密なカウンセリングを要するかもしれません。