育児ノイローゼ   2003/10/29(Wed)

ノイローゼに相当する日本語は「神経症」。神経症をごく普通の言葉で大雑把に表現するなら「こだわりすぎ」。つまり「育児ノイローゼ」とは、育児にかかわる何事かに過剰にこだわってしまい、こだわりによってお母さんの心が支配されてしまった状態です。
解決法は、ごく乱暴にいうなら「上手に気晴らしすること」です。できるなら1時間でも2時間でも子どもから離れて、自分のペースで買い物したり散歩したりの時間を確保することです。加えて家族以外の誰かとお茶を飲んだりおしゃべりしたりの時間が持てるなら最善です。
妻が育児ノイローゼに類する状態にあると思われる場合には、夫の役割がきわめて重要です。夫が子どもを預かる。「心配いらないから気晴らししておいで」と妻を、快く送り出す。そんな配慮ができるなら状況は必ず改善します。
集合住宅に暮すお母さんは気をつけておきましょう。集合住宅では近隣の気配を感じられない孤立感が募りがちです。そんなときには“電話魔”になったってかまいません。誰か気楽な人の声を聞くだけでも、気分が外に向かって開きやすくなります。
育児ノイローゼは、ときとして「死にたい」ほどの辛さにもなりかねない危険があります。もしそんな危険を感じるときがあったら、このホームページの相談箱や掲示板で助けを求めてください。必ず役に立ちます。



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