テレビやゲームから離れたがらない傾向が目立ち始める時期です。禁止や制限をしても、無視する、なし崩しにする。その結果、常に親が小言をいい、子どもは不機嫌になったりもします。 テレビもゲームも、今の日本の家庭ではすっかり浸透しきってしまったものと覚悟するべきでしょう。したがって原則としては、闇雲に、また神経質に禁止したり制限しても好結果には結びつかないと考えたほうが得です。 そうではあっても、子どもにはもっとリアルな体験を重ねて育ってほしいと願います。だったら、親・大人が、面白いリアルな体験を提供するのが最善です。ゲームばかりやってる子に「やめなさい」というだけなら、子どもは退屈の中で不機嫌になります。やめさせたいのなら、それに代わる他の遊びや楽しみを、親・大人が体を使って提供することが大切です。 詳しい情報が欲しい方は『しゃべらない・笑わない・遊べない子どもたち』(山崎雅保・片岡直樹共著/メタモル出版)をご一読ください。
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