担任や教師との相性の悪さ   2003/10/26(Sun)

子どもの側の問題ではない場合も少なくありません。子どもが我慢すればよい、子どもの側から合わせればよいというものではない。親としてはこの点をしっかり胸にしておきましょう。
子ども達は、基本的に教師・担任を「告発」しません。教師・担任からあからさまにイジメられているとしても、耐え忍んで、親にも訴えない場合があります。
もちろん、だからといって詮索したり過剰に子どもを囲い込んだりするのは避けるべきです。しかし子どもが教師・担任との関係にグチやため息をもらすようなら、子どもの言葉や様子にやわらかく心を寄り添わせるようにして、子どもが感じている状況をくみとってあげるようにしてください。
親の心が寄り添ってくれる。すると子どもの心は安定感を増し、懐が深くなります。すると環境や人間関係への適応力が大きくなり、教師・担任との相性などの問題を自力で自然に乗り越える可能性も高くなります。
また、次の点にも注意しておきましょう。子どもは親の心持や言葉にきわめて敏感に反応します。したがって親、とくに母親が教師・担任に批判的だったり、あるいは好意を抱けないでいたりすると、そのまま自身の感情に取り込んでしまう場合もあります。その意味では、親が先にまわって教師・担任を嫌ったり批判したりしないという心構えも大切です。



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