言葉遅れ   2003/10/26(Sun)

幼児期の発達のペースは様々です。この月齢・年齢までにはこのような発達がみられる。それより遅いと問題だ。そのように断言できる基準はありません。ゆっくりの発達で、しかし最終的に高いレベルまで発達し続ける場合もあれば、早く発達して頭打ちになるという場合もあります。
言葉に関していえば、よく知られているように女児は男児よりも早い発達が目立ちます。しかしこれも一概にいえません。またなかなか言葉をしゃべらない子が、普通より遅めにしゃべり始めたと思ったら、あっという間に言葉達者になってしまうという例も少なくありません。
言葉の発達に明らかな遅れがある場合には、定期健診などで指摘してもらえます。心配するのはそれからでも決して遅くはありません。また指摘を受けて検査などの結果が正常であり、その後に何の問題も残らない場合も多いことを忘れないでおきましょう。
なお言葉遅れの問題については「テレビやゲームの影響」も参考にしてください。環境要因によって言葉の発達が遅れてしまう場合もかなりの比率であり得るのが現在の子ども達の状況です。



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